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認知症とは

認知症とは

認知症とは、さまざまな原因により脳に変化がおこり、それまでできていたことができなくなり、生活に支障をきたした状態をいいます。

認知症がおきるしくみ

脳は、生きていくために必要なほとんどのはたらきをコントロールしています。
なんらかの原因によって脳の神経ネットワークが傷つくと、そのネットワークが担っている役割をこなせなくなります。

原因となる病気はさまざま

認知症の原因となる病気はたくさんあります。脳の神経細胞への影響が原因となる「アルツハイマー型認知症」「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症」、脳の血管の損傷等が原因となる「血管性認知症」など、原因疾患によりさまざまな種類の認知症があります。種類ごとに、あらわれる症状も異なります。
認知症とよく似た症状をおこす体の病気・状態もあるので、気になることがあったら、医師に相談するようにしましょう。

認知機能障害(中核症状)について

認知症の原因となる病気により、どのような症状が出てくるのかが異なります。脳におこっている病気そのものによって直接おこる、もの忘れ、理解・判断力の低下などの症状を「認知機能障害」 といいます。

行動・心理症状(BPSD)について

認知症の人にあらわれる症状のうち、行動と心理に関するものを行動・心理症状(BPSD)といいます。

行動・心理症状(BPSD)は不安、不眠、いらいらなど多岐にわたり、その多くが、本人をとりまく環境の影響を受けておこります。これらがあらわれるのは、本人が困っている状況である場合が多く、認知症の人のSOSサインともいわれています。なぜ、そのような症状があらわれているのか、原因を探りながら対応を考える必要があります。

BPSD : Behavioral and Psychorogical Symptoms of Denmentia

『認知症サポーター養成講座標準教材』より

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